英文契約書翻訳のポイント145
契約書の英訳 - 応当日
期間の計算について、週・月・年における一定の日に対応する別の週・月・年で同じ位置を占める日を応当日といい、英語ではanniversary という言葉を使用します。ただし、単にanniversary といえば、1年後の応当日を意味し、週・月単位の応当日を表わすには、weekly anniversary, monthly anniversary という言い方をします。
(例文1)
本契約当事者は、120日前までに書面で他方の当事者に予告することにより、本契約締結日の2年後の応当日以降の任意の時点で本契約を解除できるものとする。
(訳例)
This Agreement may be terminated by either party at any time on or after the second anniversary of the date hereof, by providing no less than 120 days prior written notice to the other party.
(例文2)
本契約において「契約年度」とは、発効日または発効日の応当日から起算される各12ヵ月の期間を意味する。
(訳例)
As used in this Agreement a "Contract Year" shall mean any period of twelve (12) months commencing on the Effective Date or any anniversary thereof.
(例文3)
本業務明細書の有効期間は発効日に効力を生じ、発効日から 6ヵ月後の応当日に終了する。
(訳例)
The term of this Statement of Work shall commence on the Effective Date and shall terminate on the 6-month anniversary of the Effective Date.